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はじめに

ちょるる

こころの健康とは、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件です。

具体的には、

  1. 自分の感情に気づいて表現できる(情緒的健康)
  2. 状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができる(知的健康)
  3. 他人や社会と建設的で良い関係を築ける(社会的健康)
  4. 人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択できる(人間的健康)

また、こころの健康を保つには多くの要素がありますが、十分な睡眠(→休養で説明)をとり、ストレスと上手につきあうことが、欠かせない要素となっています。

ストレスについて

ストレスと聞くと、嫌なことやつらいことを連想することが多いかもしれませんが、実はうれしいことも楽しいこともストレスの原因になります。

毎日を快適に過ごすために、まずはストレスを正しく理解しましょう。

1.ストレスの原因

残業のイラスト

ストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。つまり、日常の中で起こる様々な変化=刺激が、ストレスの原因になるのです。進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事も変化=刺激ですから、実はストレスの原因になります。

2.自分のストレスサインを知る

寝不足のイラスト

ストレスを受けることで、体調をくずすだけでなく、気持ちが不安定になることは誰でも経験することです。つらくて食欲がない、気持ちが落ち着かなくて眠れない夜を過ごすこともあるでしょう。

こうした症状があるからといって、こころの病気というわけではありません。しかし、こうしたサインが出ていながら、これまでと同じようにストレスを受け続けていると、こころも体も悲鳴をあげて、さらに調子をくずしてしまいます。そして、ここ ろの病気にかかってしまうこともあります。

3.早めのセルフケアが大切

ストレスサインのイラスト

こころの健康を保つのも、体と同じように早めの対処が大切です。たとえば、気持ちが落ち込む、イライラする、眠れない、食欲がない、疲れやすいといったとき、早めのセルフケアが必要です。

また、その人特有のストレスサインもあるでしょう。たとえば、疲れるといつも歯が痛くなる、腰に出てくる、耳鳴りがするなど、自分特有のストレスサインを知っておくことも大切です。そして、気づいたときには、十分に休息をとり、気分転換をするなど、早めにセルフケアをするようにしましょう。

4.ライフスタイルはこころの健康にも大切

深呼吸のイラスト

ストレスと上手につきあうには、まず毎日の生活習慣を整えることが大切です。バランスの取れた食事や良質の睡眠、適度な運動の習慣を維持することが、健康の基礎固めになります。

また、ストレスがたまったときの対策として、リラックスできる時間を日常生活の中にもつことも大切でしょう。ゆっくりと腹式呼吸をする、ぼんやりと窓の外を眺める、ゆったりお風呂に入る、軽く体をストレッチする、好きな音楽を聴くなど、気軽にできることをまずやってみましょう。お酒を飲んでつらさを紛らわせようとするのは、睡眠の質を低下させ、うつ病等のこころの病気を引き寄せます。

5.アタマを柔らかく

ストレスを感じるとき、私たちは物事を固定的に考えてしまっていることがあります。
たとえば、「必ず、○○をしなければならない」と考えていて、それがうまくいかないときには強いストレスを感じてしまうでしょう。問題点やダメな点ばかりに注意が行きがちです。

そんなとき、ダメな点ばかりではなく、実際にできていること、うまくいっていることに注意を向けるのもよいでしょう。考え方や見方を少し変えてみるだけで、気持ちが少し楽になることがあります。

6.困ったときには誰かに相談

相談の様子困ったときやつらいときに話を聴いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。話すことで自分の中で解決策が見つかることもあります。相談に乗ってもらえたという安心感も、気持ちを落ち着かせるでしょう。友人、家族、同僚、地域や趣味の仲間など、日頃から気軽に話せる人を増やしておきましょう。しかし、こころと体の症状が続くときは早めに専門家に相談しましょう。

相談は、電話相談員が輪番制で受けています。初回相談以外の継続電話相談については、30分を目途に相談を終了させて頂きますので、ご了承ください。

こころの病気は誰にでも起こります。こころの不調やストレス症状が長く続いたり、日常生活に支障が出ている場合は、早めに、専門機関に相談しましょう。

こころの病気は自分では気づきにくい場合もあります。また、自分で不調に気づいてはいても、こころの病気だと思っていない場合もあります。

  • 気分が沈む、憂うつ
  • 何をするのにも元気が出ない
  • イライラする、怒りっぽい
  • 理由もないのに、不安な気持ちになる
  • 気持ちが落ち着かない
  • 胸がどきどきする、息苦しい
  • 何度も確かめないと気がすまない
  • 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
  • 誰かが自分の悪口を言っている
  • 何も食べたくない、食事がおいしくない
  • なかなか寝つけない、熟睡できない
  • 夜中に何度も目が覚める

その人らしくない行動が続いたり、生活面での支障が出ている場合は、早めに専門機関に相談するよう勧めましょう。

  • 服装が乱れてきた
  • 急にやせた、太った
  • 感情の変化が激しくなった
  • 表情が暗くなった
  • 一人になりたがる
  • 不満、トラブルが増えた
  • 独り言が増えた
  • 他人の視線を気にするようになった
  • 遅刻や休みが増えた
  • ぼんやりしていることが多い
  • ミスや物忘れが多い
  • 体に不自然な傷がある

5分でできる職場のストレスチェック(厚生労働省)

相談窓口等

山口県精神保健福祉センター

(山口県防府市駅南町13-40(防府総合庁舎2階)
心の健康電話相談

電話番号 0835-27-3388(専用回線)
開設時間 曜日:月曜日から金曜日(祝祭日を除く)
時間:午前9時~11時30分
午後1時~4時30分
内容 心の健康に関する諸問題全般
来所相談

相談の様子保健師、臨床心理士、ソーシャルワーカー等が相談をお受けいたしますが、相談員の職種指定はご遠慮ください。

また、医療のセカンドオピニオンはいたしておりません。医療機関をご利用ください。

相談の予約について

来所での相談をご希望の方は、まずは心の健康電話相談に電話され、相談の概要をお話し下さい。なお、来所相談はすべて予約制となっておりますので、ご予約なしで来所されましてもお受けいたしかねます。相談は無料です。

専門機関や行政機関からの紹介の場合

あらかじめ紹介元から代表電話(0835-27-3480)に電話をしていただき、当センターの来所相談を ご利用いただくかどうか協議いたします。

当センターは、医療機関ではありませんので、紹介状を持っての直接来所はお受けいたしかねます。必ず紹介元から当センターへ直接ご連絡くださるようお願いします。

紹介元からの事前のご連絡と協議が無い場合には、通常の相談の予約になりますので、まずは心の健康電話相談へお電話ください。

ライフステージに応じたこころの健康づくり

【乳幼児期 0~5歳及び母子】
親子で遊ぶなどスキンシップを大切にしましょう。
家族や周囲の支援を得ながら子育てをしましょう。
子どもの成長・発達について気になることがあれば、かかりつけ医や市町保健センターへ相談しましょう。
【学童期 6~12歳】
困ったり、悩んだときには、家族や友人など周りの人に相談しましょう。
スポーツをしたり、文化に触れるなど、楽しさを見つけましょう。
【思春期 13~18歳】
悩みはかかえこまずに早めに相談しましょう。
信頼できる人間関係を築きましょう。
【青年期 19~39歳】
仕事だけでなく、趣味やボランティア活動にも積極的に取り組みましょう。
心身の悩みは、早目に相談機関や専門医等に相談しましょう。
うつ病などに関する正しい知識を学びましょう。
【壮年期 40~64歳】
仕事だけでなく、趣味やボランティア活動にも積極的に取り組みましょう。
心身の悩みは、早目に相談機関や専門医等に相談しましょう。
うつ病、認知症などに関する正しい知識を学びましょう。
【高齢期 65歳以上】
孤立せず人や地域との交流を図りましょう。
趣味など生きがいを持ちましょう。
うつ病、認知症などに関する正しい知識を学びましょう。

家族のイラスト

自殺者の対策

わが国の自殺者数は平成10年以降毎年3万人を超えており、深刻な問題となっています。
自殺の背景には健康や経済生活等の問題とあわせて「孤立」があると言われています。

自殺の防止に一役を担えるよう、私たちひとりひとりができることを見つけていきましょう。


・その他

 


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